第2章 2話
やば
気付いた時にはやらかしてて
思わずガシガシと頭を掻きむしる
目の前には気絶してくたばってるつーちゃんと
びしょ濡れになったシーツ
さっき使ってたゴムから飛び出してる精子に
つーちゃんの股の間に挟まった今使ってたゴム
あとついでに言うとまだちょっとしたりないっていってる半立ちの俺のちんこ
「あー。、、ほんとごめんね」
汗で張り付いた髪を避けてあげてそっとそこにキスして
つーちゃんからゴムを抜き取って落ちてるゴムを拾い上げた
まじでゴムつけなきゃ
こんなことしてたら妊娠させちゃう
自分の獣みたいな部分に吐き気を感じながらそれらを捨ててホットタオルを用意してつーちゃんを拭いて
新しいシーツに変えたけど
やっぱりつーちゃんはぐっすりで
家政婦業のおかげで前回は知らなかったつーちゃんの新しい部屋着の場所と下着入れは知ってるからそこから取り出して着替えさせる
すべすべした肌に思わずキスして
マーキングしてぇ
またへんな感情が生まれてくるんだけど
押し殺して
ちゃんと着替えさせて寝かせる
隣に寝転んでじっと寝顔を見つめてると
なんか幸せそうな顔してて
それ見て思わず、フッ。と吐息の様な笑みが溢れて
この不思議な感情はなんか見たことある気がするんだけど
それと同時に絶対持ってはいけない様なめちゃくちゃにしてやりたいってのもあって
大事に抱くとか言って
感情が抑えられない
こんなこと初めてで本当に戸惑ってる
つーちゃんは多分俺に対して丁度いい研究材料みたいな感じで思ってて
俺も俺でその軽さがなんか気持ちが良くて乗っちゃったんだけど
だんだん変わってきてて
なんか苦しいような
寂しいような
そんな感じ
そんな事ぐるぐる考えてたら
なんかタバコ吸いたくなって
起きない様にリビングからベランダへ