第2章 【闇夜の太陽/2章:逆ハ編】01~05話
《AnotherStory》闇夜の太陽2章
02/40話:1(2/2)/1P┃05/00P┃1700字
ドリノベ様再投稿用変加筆済
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
泣きじゃくる子たちと一緒に泣いていたら、コラさんが私ごと子供達も抱きしめた。
(……………………………………………!?)
「アルタイル、ベガ、ごめんなぁ。さみしかったよな。ママはパパを迎えに行ってたんだ」
かけられた言葉とコラさんの登場に二人共びっくりしたのか、涙がたくさん溜まった瞳できょとんとコラさんを凝視している。
(え……この顔……)
時が止まった二人にコラさんは、笑う。
「パーパ?」「タータン?」
「そうだぞ!おれがお前達のパパだ」
情けない顔をした私を挟んで、初めて邂逅した父と子。
同じ色の瞳が六個見つめあう。アルタイルもベガもコラさんをじ─────っと見ていた。
(な、なんかすごくデジャヴなんだけど…)
どのくらいの時間をそうしていたのか、うりゅっとなってまた泣いた二人は、私を押し退けてコラさんに抱きつく。アルタイルとベガがコラさんを父親と認めた瞬間だったんだろう。
(ぅ"……喜ばしくていいんだけどなんか悔しいじゃないの。私だってもっと子供達を心ゆくまで堪能したい!)
ずっと『私に似ている』と思っていたハズの顔は、コラさんと並べてみればやたらと隅々までがそっくりで、今おんなじ表情をして三人が泣いている。
「こんなに似てたのか……?」
「あ………やっぱりローも思う?………はなれてる間に顔変わったのかなぁ……」
いつの間にか私の横にいたローくんが同じ物をながめて同じような感想を言うので、不満気につぶやいてみるけど、なんかすごくすご──く腑に落ちない。
「違うだろ」
「べつに……いいんだけどさ」
「あいつらふたり共………こないだまでおれに『パパ』ってまとわりついて来てたクセに」
ローくんのつぶやきを聞いて視線を移せば、すっごく悔しそうな表情をしていた。
リアルに見れるソレがホントにめずしくて嬉しい。ふいにたまらなくおかしくなって、大笑いする私の声は森に木霊して辺りに響きまくる。
変加筆〔2024,05,15〕
変加筆〔2025,06,08〕