第2章 【闇夜の太陽/2章:逆ハ編】01~05話
《AnotherStory》闇夜の太陽2章
01/40話:1(1/3)/1P┃01/00P┃2400
ドリノベ様再投稿用変加筆済
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「あー、なんかスゲェ緊張してきた」
「ふふ、大丈夫だと思うよ?あの子達ふたりとも、コラさんに似て素直な子達だって言ったじゃない」
ベポのビブルカードを頼りにコラさんとローくんと三人で一緒に歩いてる[モコモ公国のくじらの森]の入り口で、赤くなったり青くなったりと百面相を止められない様子のコラさんの背中をぽんぽんと優しくさすっていたら、ふいに神妙な顔で口を開いた。
「まだ…3人だけの時にきちんと言っとかなきゃな。航海中はなんだかんだで時間取れなかったし。ちゃんと言わせてせてくれ……ロー」
「わ、私も言っておきたいことがあるの!!」
今までもこれからも『きっといいタイミング取れないだろう』と予測する私は焦ってしまう。
(仕方ない。コラさんが作ってくれたのに便乗しちゃうけど……仕方ない)
振り向いてローくんを見ると[年貢の納め時]みたいに首をふってタメ息を吐く。
「ふー…………分かった分かった。だから2人でそんな顔すんなよ。もう……逃げねェから」
続けて「じゃあちょっと座るか」と[くじらの森]の少し入ったところにあった切り株のベンチに腰を下ろしたローくんは私達をアゴでうながす。
「先に言っていいぞ、━━━」
「うん、ありがとうロシィ」
うなづいて座り、ローくんに頭を下げた。
「───まずは私の妊娠、出産、育児を助けてくれて本当にありがとう。父親に関することなにも言わなかったし、ローの件も保留にしたのに、あたたかく見守ってくれたから、今があるんだよね。あんな安全なトコロにいさせてくれて助かったの。それでね、……」
「………ああ」
(生まれた時からふたりともコラさん似の金髪赤眼だから〈コラさんの子供〉なのは納得はできたとしても、ずっと誰よりも〈子供の父親〉や〈私を毎日抱きしめてくれる人〉に頭を悩ませて来ていたんだろうから)
たとえどんなことになろうとも、ドクトリーヌさんとこの人には『絶対に不義理は働けない』と思う。
(しかもハートのみんなはローくんがパパだと思ってる(もしかしなくても子供達も)んだから、合流前に説明と報告の他に作戦会議もしないと………)
