第20章 新生活
「一ヶ月間、本当にお世話になりました!」
そう言って深々と頭を下げる
「いいってことよ♪気にしないで!」
「そうですよぉ〜私達がしたくてやった事なんですからぁ〜」
「むしろ寂しく思っているくらいですよ」
「みなさん…」思わず泣きそうになる
「本当に世話になった!いろいろと教えてくれて感謝する!」
「炎柱様と、特に千寿郎くんが覚えが早くて助かりました!ゆあ さんと桜寿郎くんを安心してお任せできます」
「ゆあ!また困った事があったらいつでも頼ってきなさいね!」
そう言うと御三方は帰って行った
「誠に助かった!これから皆で桜寿郎 を育てていかなくてはな!」
御三方を見送り、家に入ろうとすると
「煉獄さ〜ん!ゆあ ちゃ〜ん!」
そう明るい声で呼ぶ声が聞こえて振り返ると
「蜜璃ちゃん!胡蝶さん!」
「やっと会いに来れた〜♡キャ!可愛い!この子が桜寿郎 くんね♡」
私の腕の中にいる桜寿郎 を見る
「立ち話も何ですから、入りましょう!お茶と菓子をお持ちします」
そう言うと千寿郎くんが台所へ向かう
部屋に入ると胡蝶さんが口を開く
「ゆあ さん、体調はいかがですか?来るのが少し早いかと思いましたが、甘露寺さんにどうしてもと誘われまして…」
「ご心配いただきありがとうございます♪宇髄さんの奥様方が色々としてくださったお陰で体調は良いです!」
「それは安心しました」
桜寿郎 を抱きながら蜜璃ちゃんが話す
「はぁ♡やっぱり赤ちゃんは可愛いわぁ♡私兄弟がたくさんいたから、赤ちゃん大好きなの♡早く一緒に遊びたいわぁ♡」
「蜜璃ちゃんが遊んでくれるなら桜寿郎 もとても喜ぶと思う!」
「みんなに愛されて幸せものだな!」
それからたくさんのプレゼントをもらい
任務があるからと二人は帰って行った