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たまのケージ【ヒロアカ】

第11章 スターと恋(轟焦凍)


 「そんな、したら、やべぇから……!」
 「だって、あ、やぁっ、イっちゃ……っあぁぁん!」
 先に絶頂を迎えた繭莉のナカから男根を抜くと、彼女のお腹めがけて吐精した。

 「……好きだ、繭莉」
 「……うん……」
 引き寄せられるようにキスをして、幸せを感じ合う。

 この恋が、幸せな恋になるように。
 
 そんな事を思いながら、抱き合ったりキスをしたりして、甘い夜を過ごしたのだった。




 そして、朝。

 スマホの着信音で焦凍は目が覚めた。

 誰のスマホ……?

 そう思って、ぼんやりした頭で自分のスマホを手に取ると、液晶に映っていた名前はエンデヴァーだった。

 やべぇ……説明も何もかもクソめんどくせぇ。

 焦凍は、無視をする事にした。

 やがて、しつこく鳴っていた着信音はぷつりと切れた。

 すると、今度は繭莉のスマホと思われる着信音が鳴り響いた。

 「繭莉、スマホ鳴ってる」

 繭莉の肩を揺すって起こすと、「あっ!」と飛び起きたのでこちらも少し吃驚してしまう。
 「どうした?」
 「い、今何時!?」
 そう聞かれてスマホの時計を見ると、10時を過ぎていた。

 『明日も仕事だからね。10時には迎えに来るから』

 という緑川の言葉を思い出す。

 「「あ……!」」

 2人が青ざめていると、今度はインターホンが部屋に鳴り響いた。

 繭莉が恐る恐るインターホンの通話ボタンを押すと、緑川の怒声が耳に飛び込んできた。

 『ちょっと!10時過ぎてる!どういう事!?羽目外すなって言ったでしょうが!』
 「ご……ごめん、なさい……」
 『はぁ……もう、いいよ。早く準備して!どうせ彼、いるんでしょ?ついでに送ってくからさっさとして!』
 そう言われて、急かされるように2人とも服を着始めた。

 「焦凍くん」
 服を着終わった繭莉が、焦凍の少しずれた上着を直しながら言った。

 「今度、デートしよ?」
 「……いいのか?見られんぞ」
 「いいの!見られたい。……はい、出来た」
 上着を綺麗に直した繭莉が、焦凍の両肩をぽんと叩いて微笑んだ。

 「焦凍くん、好き!」

 秘密なようでそうじゃない恋は、始まったばかりだった。
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