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The usual one【ヒロアカ中心】

第1章 限定って言われると欲しくなる(ホークス)


 その、いつもと違うギラついた目を見て、甘ったるい期待をしてしまう。

 わたし、これからこのひとと……

 肩をガシっと掴まれて、力任せにベッドに沈められる。

 「繭莉……っ」

 溜息混じりに、名前を呼ばれる。

 こんなに、余裕の無さそうなホークスなんて、はじめてだ。

 いつも、余裕綽々でヘラヘラ笑ってるのに。

 私の所為でこうなっちゃってるのかと思うと、少し嬉しくなってつい口元が緩んでしまった。

 「何、考えてんの」
 「あ、や、な、何も……」
 「どうせ、余裕無さそうとか、思ってるんでしょ」

 なんですぐ、そう察しちゃうの……

 「余裕なんて無いよ」
 「なんで……」
 「ん?繭莉が、好きだから」
 「そんな……あっ!?」

 ショーツの上から、秘所をなぞられてビクンと身体が反応してしまう。

 「あっあ、そん、な、ゆび……っ……!」
 「可愛い顔しちゃって……あー……早く、挿れたい……」
 「っは……い、れて……」
 「だーめ。まだ、キツいでしょ」

 そう言われて、ショーツも脱がされる。
 そして、秘所の入り口を上下に擦られるとそこから、じわりと愛液が溢れる感覚がした。
 その、ゆるゆるとした刺激がじれったい……。

 「あ、んぅ、っ、ホー、クス……っ……!」

 彼を見上げると「ん?」と口の端を上げられて、絶対私の望んでいる事が分かってるんだって思った。

 もっと、奥まで犯して欲しいって。
 
 「寸止め、やだぁ……っ」
 「やなの?じゃあどうして欲しいか、言って」
 「っ……こないだ、みたいに……っ、くちゅくちゅって、してぇ……っ……」

 気付けば、自分から強請っていた。

 「やっば……エロ……」
 「だっ、て……っあ!」

 散々焦らされてぐっしょり濡れてしまった秘所に指を挿入されて、滅茶苦茶に出し入れされて……待ちわびた刺激に身体が悦ぶようにびくびくと震えた。

 「っあ、やぁ、っ、きもち、ぃ、よぉ……!」
 「そうだね。ココも、勃ってるし」

 真っ赤に熟れた淫芽も擦られて、一際高い声が出てしまう。

 「ひゃ、あぁん!ぁうっ、一緒にしちゃ、だめぇっ!」
 「何で、だめなの?」

 指の動きが、もっと激しくなる。

 「んあっ、あ、だって、へん、なっちゃう……からぁ……っ……!」
 「いいよ、なっても」
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