第9章 事情聴取(相澤消太)
「なら、っ、お前ん中に全部、出してやるよ……っ!」
その言葉通り、消太の熱い精液が私の中でどぷっと放たれた。
「あっ、あつい、消太っ……っあぁぁっ……!」
それを全部飲み込もうと私の中もぎゅうっと消太のモノを捕まえて離さない。
ドクドクと、鳩尾まで熱さがやってくる。
ホントに、こんなの妊娠しちゃうかも……
そう思ったけど、まぁいいかなんて思ってしまって消太の広い背中に腕を回した。
「消太……もっかい、して……」
何故か、そう言ってしまった。
「……!」
目の前の消太も、少し驚いた顔をしている。
「珍しいな、繭莉」
「だって、赤ちゃん出来ちゃったら暫く、できないよ……?」
私がそう言うと、まだ繋がったままだった消太のモノが、また硬くなって質量を増していく。
「お前な……本当、覚悟しとけよ……?」
「ん……」
キスしようと顔を近づけたその時、またコンコンとドアをノックする音が聞こえて私はいつかのように心の中で舌打ちをした。
今、ちょっといい所だったんですけど……?
3回も誰、しっつこい……!
「消太、出なくていいの……?」
ドアの方を指差すと、消太は溜息を吐いた。
「はぁ……この状態で出んのか?……変態だろ」
確かにテント張って出るのも、なんか……アレか……
「誰が来たかは後で探しとく……それより」
消太の目が、私を捉えた。
「繭莉ん中、俺で埋め尽くしてやるからな?」
その目は、どこかギラついていてもう止めようがないのは私にだって分かり切っていた。
「もぉ、覚悟出来てます……好きに、してください……」
「言ったな?覚えとけよ」
「分かった、覚えとくから優しく……っあ!」
その後も散々抱き潰されて、この日ばかりはホントに妊娠するかと思ったけど結局、予定通りに生理が来た。
その事実を知った時の消太の顔が何だか微妙すぎて、どっちがよかったんだろうと思ってしまった。
あと、後日消太から聞いた話なんだけど、あの時ドアをノックした人は……皆のスーパーヒーロー、オールマイトだったんだって。
見られはしてないけど恥ずかしくて……もう、テレビで彼が映ったとしても顔、見れません!
おわり