第6章 ブルーベリー・ナイツ(切島鋭児郎)
「や!あっ、あ、あ、やだ、やだぁっ……!」
「ンな可愛い声出して。……どうなっても、知らねぇぞ?」
「あ、ぁん、ど、なっても、いい……っ……!」
「ヤベぇって、それ……!」
そう言われて、指でいい所をぐりっと刺激されて私の視界は白く弾けた。
「あぅ、んっ、ん!やあぁぁぁんっ!」
絶頂してしまって、立っていられずにガクンと床にへたり込みそうになった時、切島くんが抱きとめてくれてそのままスッと横抱きにされる。
「はぁっ……は、きり、しまくん……」
「ホント俺、限界」
ベッドに降ろされて、またぎゅっと抱きしめられる。
「脱がしてぇから、腕上げろ」
甘い期待にドキドキしながら、言われた通りに腕を上げると、次々に服を脱がされて、ぼすっとベッドに押し倒される。
「……これも、脱がすから」
ショーツごとストッキングも脱がされて、もう、私を隠すものがなくなった。
その様を、じっと見られていて何だか恥ずかしくなって横を向いた。
「あんま、見ないでっ……」
「そりゃ、見てぇだろ」
そう言われて、ほっぺたにキスをされる。
そして、切島くんはベッドサイドに置いてあったゴムに手を伸ばした。
「挿れっから、辛かったら言えよ」
「うん……んんぅっ!」
熱くなった切島くんのモノが、ズプンと奥まではいってくる。
「は、繭莉っ……すっげ、挿れただけで、ヤベ……っ」
軽く身震いをした切島くんが、私の腰をグッと持ち上げて律動を始めた。
「あぁっ!ゃん、あ、あ、あぅっ、おくっ……そんなしちゃ、やぁっ……!」
「奥、好き?」
「やっ、あ、すき、とかそんな……っ……」
奥を突かれる度に、はしたない声が出てしまって恥ずかしいけれど、それ以上に気持ち良くて夢中で切島くんの首に腕を回した。
「や、あ、あっあ、はぅっ……らめっ……鋭児郎ぉ……!」
「!お前っ、それ……っ、マジで……!」
急に腰の動きを速くされて、また絶頂の予感が私を襲う。
「あ、あっ、やなの……っ、イっちゃうのっ、もう……!」
「繭莉、っ、俺も、イきそ……っ」
奥をぐりぐりと突かれて、私の身体はびくっと仰け反った。
「やっ、イっく……っあ、やああぁぁっ!」
「……っく……!」
ゴム越しに、ドクンと精液が放たれてお腹がじんわり温かくなる。