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TRUE〜絡み合う糸〜【ハイキュー!!】

第2章 始まりの糸


長い指が引き抜かれ、濡れた花弁に熱が触れる。次の瞬間には奥を抉るように貫かれていた。溢れそうになった嬌声は、蛍の手で声にならない吐息へと変わる。

「ふっ、危なかったね。父さんたちに聞かれるとこだったよ――揺のやらしい声」

そっと手が外されて、すぐにはくはくと酸素を求めた。蛍は最近、行為中に意地悪な言葉を吐く。意地悪というか…私の羞恥を掻き立てるような、穏やかな声で厭らしい言葉を…。

「っ、ぁ…したのっ?……ふっ、んっ…つけた?あ…」

「コンドームのこと?つけたよ。僕、まだ責任取れないからね」

その言い回しはまるで――責任を取れるようになったらつけない、と言っているようだった。そんなこと出来るはずないのに。兄妹である以上、そんなことは出来るわけがなかった。

「っ、はぁ……揺、知ってる?僕たちが兄妹でも、結婚は出来るんだよ?血、繋がってないからね」

そう言われても、何も答えることは出来なかった。蛍と結婚するなんて、一度も考えたことがなかったから。でも、今…考えてしまった。いずれ私は、蛍への気持ちがなんなのかわからないまま結婚するのだろうと…。

蛍は話してる間も腰を振り続け、何度も奥を穿つ。私は必死に口を押さえ、与えられる快感に震えていた。目尻から零れる雫が枕を濡らし、濡れた音と乾いた音が混ざり合った響きが、余計、脳を麻痺させる。

琥珀色の瞳が熱に揺れる度に息を呑み、声を殺して呑んだ蛍は奥をグッと突いて、腰を小刻みに震わせた。

どこまでも二人で闇に沈んでいく__。
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