• テキストサイズ

【ハイキュー!!】矢印の先に、俺(私)はいない【R指定】

第14章 The Geometry of


「仁美。」

研磨が手を伸ばして仁美の頬を撫でる。

「俺たちずっと仁美が戻ってくるの待ってたんだ。」





ポツリと言った研磨の言葉に、仁美は息を整えながらその意味を考えた。






ー戻ってくる?





「…研磨…、よく分かんない…。私…戻るなんて考えてない…。ただ……。」





昔みたいに黒尾と研磨と三人で笑い合いたかった。





「…俺だけじゃ仁美は離れるって分かったから、俺と仁美の間には研磨が居ないと仁美が潰れる…。」






黒尾は仁美を抱き締めて震える声で続けた。






「…俺…、ダメなんだ…。依存して貰えないと満たされない…。そんなのおかしいって分かっているのに、同じように愛して貰えないと愛を感じられないんだ…。」






でもそれでは仁美は愛してはくれない。

この離れていた間も、仁美は黒尾だけの呼びかけだったら彼と会うことはしなかっただろう。





仁美を呼び戻すには研磨が必要だった。

研磨が居れば仁美はその警戒心を取ってくれる。
/ 349ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp