【ハイキュー!!】矢印の先に、俺(私)はいない【R指定】
第7章 Obsession
胸元の突起を舐められて、我慢していた仁美の声が漏れた。
「あっあぁ––っ…。」
胸は黒尾の舌で濡らされて、下は彼の指でどんどん愛液が流れる。
体は黒尾の指と舌に反応するのに。
それがとても悲しかった。
ビクビクッと体を震わす仁美を見て、黒尾はゆっくりと指を抜いた。
その少しの刺激でさえ、指を惜しむように体が震えた。
「…触っただけじゃ分からないわ。」
そう言って黒尾は自分のベルトに手をつけた。
カチャカチャと響く金属音に、仁美は薄っすらと目を開けた。
仁美の上で黒尾はズボンを脱ぎ、膨張したソコを見せつけるように腰を押し付ける。
寒かった部屋は、2人の息でこもった空気が流れる。
仁美は黒尾の情欲を浴びてジワっと涙が滲んだ。
抵抗をしなくなった仁美の腰からショーツを簡単に脱がせた。
仁美は両手で顔を隠して、溢れ出そうな涙を必死に堪えた。
肩を震わせている仁美が泣いていることは、黒尾も分かっていた。