第7章 メイドカフェ ※
「あっ♡ふぁ♡」
「ここが気持ちいいの?」
「ん♡そこぉ♡」
はだけたメイド服で喘ぐ鈴はこんなに可愛いのに、見れるのは自分だけ。やっと独占欲が満たされる。
「…っ、ヤバ」
「あん♡」
きゅうっともう一段階奥が締まる。限界だった。
両手をつなぎ合って噛みつくようにキスしながら、絶頂に達してしまった。
行為が終わって汗だくになったメイド服を早く脱ぎたい。そう思っていると伏黒に引っ張って脱がされた。引っかかっていただけだったブラもポイッと放られる。
「ちょっと!?」
「やっぱこっちもいいな」
裸になった鈴の背中に手を回し胸に顔を埋める。大きさも柔らかさもちょうどいい。
「もう!伏黒くんのエッチ!変態!早くシャワー浴びて寝ないと!」
もう終電はないだろうし明日も学校なんだから、と鈴は伏黒を引き離しにかかるがびくともしない。
「悪いけど、もう一回いい?」
「はい!?」
「これ」
伏黒は鈴の手を取ると、一度は達したはずのモノに触らせる。達する前と同じくらいあって、かぁっと鈴の顔が赤くなる。
「責任取ってくれよ」
「そんなの知らないよ!」
口ではそう言っても結局鈴は伏黒には敵わないのだ。愛撫が気持ち良くて、体を重ねるのはもっと快感が強くて、求められるのが本当は嬉しくてずるずると彼の言いなりになってしまう。
「愛してるよ」
「そんなのずるい…」
甘い夜はまだ終わらない。