イタズラ好きなあの子は天使のよう *戦国BASARA*
第6章 海だ!! 鬼だ!! オクラだ!!
『…』
元「…ルナ…?;」
下を向いたまま無言のルナに二人は身構える。 本気で怒ったのか…!!?
『くー…zZ』
否、寝ていた…
元「なっ何だよ…! ビビらせやがって…;」
就「…ふむ…」
ペタリッと座り込む元親。 元就は顎に手を当てながらジッとルナの寝顔を眺める
就「相変わらず美しい顔をしている…」
元「あ? あー…、確かにな。 こんな間近で見れないからますます…な…」
二人はスヤスヤと規則正しく寝息を立てながら眠るルナを見つめた
就「…我は帰るぞ」
元「帰るのか?」
就「忘れるではない、貴様は我の敵…。 我は貴様の敵ぞ」
そう言って元就は立ち上がった
元「…おう」
就「戦場で会う時、覚悟しておけ。 長曾我部」
元「そりゃこっちの台詞だ」
二人はライバルです
(ルナは我が連れて帰るぞ)
(あぁ……ってオイ!! 何当たり前のように連れて帰ろうとしてんだよ!!?)