イタズラ好きなあの子は天使のよう *戦国BASARA*
第5章 太陽と月は仲が悪い??
怒鳴った三成はぜぇーぜぇーと肩を上下に動かして息をする
佐「あー、ごめんなさいね石田の旦那! ルナちゃんにどうお仕置きをしようか考えてて…」
『何処に考える暇あったんだ』
佐「黙りなさいっ、さっさと帰るよルナちゃん」
三「ルナ様を何処へ連れて行くつもりだ!!? それ以上近づけば斬=ヒョイッ= 私の話を聞けぇええええ!!!!」
三成が言い終わる前に佐助は猫(ルナ)を抱き上げた
佐「ってかルナちゃん、何で石田の旦那に様付けされちゃってるのさ?」
『ん? ずっとついて来てたんじゃないのか?』
佐「会話までは聞こえないよー、だから何で?」
『…耳が悪い忍か、フッ…((ボソッ』
佐「聞こえてるよ?」
『笑顔で苦無を向けるな…!!』
三「貴様ッ…!! さっきから私を空k……ルナ様に苦無を向けるな!!!!」
(空気にされる方がムカついてるんだね…)
一瞬口を閉ざして言い直した三成は鞘にしまった刀の柄を握って構える
佐「待って待って!! 俺様は石田の旦那と戦いに来たわけじゃないから本当に待って!;」
三「問答無用!!!!」
佐「えぇ!!?;」