第32章 大人の階段 R18
「でね、鬼哭羅っていう特級呪霊がいてね。強かったんだけど、夜叉椿になったらそうでもなかったの」
ロロは宿儺の生得領域にいた。宿儺の膝の上でロロは溜め息を吐く。宿儺はいつものように頬杖をついて欠伸をした。
「もう聞いてるの、宿儺」
「聞いている。俺の女は一騎当千だということだろ?」
「俺のってっ…」
ロロは顔を赤くした。
「何照れている。まぐわった仲ではないか」
ロロの耳元でそう囁く。ロロの顔がますます赤くなる。ケヒヒッと宿儺は笑う。
「俺の子がほしいのだろう?」
ロロを押し倒すと、宿儺はロロの首筋にキスをする。実のところ、ロロは宿儺と情交をしてから、虎杖の顔がまともに見ることができないでいた。それを分かっているのか、宿儺は楽しんでいた。宿儺の手が服の中に入って来る。
「ちょっ、と、宿儺ぁ」
「なんだ」
宿儺の手が止まる。わざと焦らしているのだ。
「言わんと分からんぞ?」
「…って」
「聞こえんな」
「…もっと触って。宿儺がほしいの…」
ロロは両手を広げた。宿儺はロロにキスを何度もする。息ができなくて、宿儺の背中を叩く。やっと離れたかと思うと、いつの間にかロロの服が脱がされていて、下着姿になっていた。
「俺の為に買ったのか?」
見慣れない下着に宿儺は尋ねる。ロロはコクン、と頷いた。
「今日も寝れないな」
「性欲お化けめ!」
「寝たら起こしてやる。安心しろ」
慣れた手つきでブラのホックを外す宿儺。ロロは顔を赤くして、胸を隠す。宿儺は着物を脱いで、肌をあらわにした。体に描かれた模様、割れた腹筋。美し過ぎる。ロロは宿儺の裸体をポーッと眺めていたが、宿儺の男根が見えたので、バッと顔を背けた。
「ロロ」
「宿儺…」
甘くて優しい愛撫が始まった。宿儺が胸や首筋、お腹にキスを落としてくる。それがくすぐったくて、ロロは身をよじらせた。ロロは仕返しとばかりに、宿儺の首筋に甘噛みする。宿儺は目を細めてロロの頭を撫でた。
「あ…っ!」
宿儺がロロの乳房を弄ぶ。乳首を引っ張ったり、吸ったり舐めたりを繰り返す。刺激が快楽へと変わっていく。