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偽りの私たちが零す涙は【保科宗四郎】

第18章 愛縛 〜縛愛〜


弁当を買って帰ってきて、シャワーを浴びた。宗四郎がご飯はいらないと言ったので、作るのが面倒臭くなってしまった。

ご飯を食べて時間が過ぎ、宗四郎のベッドに潜り込む。自分の部屋で寝ようと思ったが、朝起きた時、宗四郎の顔を見たいと思い、宗四郎の匂いに包まれて眠る。

だけど眠ることはせずに、ずっと宗四郎の帰りを待っていた。夜、しようと約束したから。さっき宗四郎は一度出してしまったけど、特に心配することはないだろう。

どのくらいかすると玄関から宗四郎が帰ってきた音がする。そのまま足音は真っ直ぐこちらに来て、扉が開いた。起き上がって入り口を見つめる。

「起きとったん?寝ててええのに…あ、起こした?」

起きてた…と呟き、両腕を広げた。ただいまと笑って抱き締めてくれたので、おかえりと抱き締め返した。

「えっち…しないの?」

「遅なったからやめとこう思っとったけど…したい?」

「べ、別に…」

恥ずかしくなって素直になれず、肩に顔を埋めた。宗四郎の匂いがして安心しした。正直、まだ少し不安…また香水の匂いをつけて帰ってきたらどうしようと、宗四郎が遅くなる日は不安になってしまう。

シャワーを浴びてくるからと宗四郎は頭を撫でて、寝室を出ていった。
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