第15章 俺のもの、僕のもの 冨岡義勇【R18強】時透無一郎【R18】
「無一郎くん…もっと」
ゆきは、無一郎に口づけをせがんだ。
「もっと僕もしたいけど、僕は止まらなくなっちゃうからやめとこう。」
ゆきは、寂しそうな表情を無一郎に向けた。
「昨日だっていっぱいしてくれたのになんで今日はだめなんですか?」
無一郎の表情が固まった。 「はぁ?」
昨日、と言うか毎晩夜は義勇がゆきの看病をしていた。無一郎は昼間にちょっと顔出す程度だった。
今夜は初めての看病だった。
「だっていつも夜私が腕痛くてそれを紛らわす為にいっぱい口づけしてくれてたのちゃんと覚えてます」
無一郎は、急にゆきの上に覆い被さった。
「そんな事してたの?」
「え?」ゆきは意味がわからない
「悪い子だな。お仕置きしてもいい?」
「ど、どうしたんですか?」
「今すごく腹が立ってる。」
ゆきの浴衣が脱がされていく。
「無一郎くん?ちょっと…」
激しく口びるを奪われた。息ができない舌も絡まってくる強引な口づけ。
「はっ…んっ」
ゆきは、堪らなく無一郎を突き放した。
「どう?こんな感じでしてほしかったんじゃないの?昨日までの口づけと今とどっちが好き?」
「……昨日までの方が優しくて好きでした。」
無一郎の嫉妬心が爆発した。
ゆきは、押し倒された無一郎は荒々しく胸を愛撫し始めた。
「あっ、んっ、」右腕に圧がかかり傷が痛みだした。
「腕が痛いんだよね?」
痛さで涙ぐむゆきに無一郎は、気づいた。
「い、痛いです」
「何言ってるの?それくらい我慢したら。足広げてほらっ早く。」
ゆきは無一郎がいつもと様子が違う事に気づいた。
腕がすごく痛い…。
だけど無一郎は辞めなかった。
「ほら、もっと腰をあげろよ。入れにくいだろ」
「待って今そんな気分じゃ」
「何言ってるの?僕はそんな気分だから」
「あっ//んっ…あっ」
無一郎は、ゆきの胸を手と舌で愛撫しながら突き続けた。
冨岡さん毎晩看病しながらゆきを抱いてたのかな?口づけだけ?
考えれば考えるほど嫉妬心が増える。
嫉妬心が増える度に激しく突きつづけた。ゆきが果てても辞めなかった。
足りなかった。ゆきの中を自分でいっぱいにしたかった。