第10章 欲望のままに〜冨岡義勇【R18強】
翌朝の師範は、いつもと変わらない様子だった。一緒にごはんを食べて、稽古が始まった。
稽古もしっかりとつけてくれた。昨日何もなかったっけ?と思うくらい普通だった。
日も暮れかかる頃今日の稽古は終わった。
決まって師範は、稽古が終わってすぐに夕飯を作りに行くそして、継子の私がお風呂を貰うと言う逆の立場のような感じになっている。
今日も昨日と変わらずお風呂から出ると夕飯が出来ていた。私はそれを先に食べる、、、。その間に師範がお風呂に入って、、、何でもない一日が終わろうとしていた、、、のに。
ーーーーーーーそろそろ自室に移動しようとした時。
「今日から俺と寝ろ。それに夜に外に出るな。」
まさかのお布団も一つ、、、。義勇は先に入って目を閉じている。
恐る恐る隣に入った。
少しして義勇の腕が、ゆきの体に絡まってきた。浴衣の間から手が入ってくる。
「あ、あの、、、師範、、、」
その言葉に動じることなく胸を優しく撫でてくる。
「今夜も欲しい」
そう言いながら唇を奪ってきた。今日は、腰紐を外さないまま浴衣を、開いて胸を露わにしてきた。
「師範、、、まってください」
焦るゆきの両手を束ねて片手で拘束した。
「夜は名前で読んで欲しい」
熱を帯びた義勇の顔、、、少し潤んだ瞳、、、ゆきは戸惑った。
そして何の準備もなくすぐに、ゆきの中に入ってきた。
「あっ、あんあっはっはっ、、、」
すごく強く突いてくるのでゆきは声が沢山漏れた。
「まっ、まってください。」
「痛いのか?」
「ううん」
ゆきが首を横に振った。
「痛い以外なら止めない、、、」
義勇の動きはもっと激しくなった。ゆきの身体も突かれるたびに小刻みに揺れる。
「あっ、あっ、やめっ」
ゆきの身体が、ビクッビクッと小刻みに跳ねた。
「時透との時もそうなったのか?」
トロンとした目でゆきは、義勇を見た。
ーーーーーーーーーー屋敷の外では無一郎が昨晩会えたから今日も会えるに違いないと思いゆきの事を待っていた。
そんな想いも届かず、ゆきは義勇に抱かれていた。
何度も何度も突かれて何度も果てた、、、。