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鬼滅~甘い恋の話~時透無一郎、冨岡義勇★R18

第9章 療養〜冨岡義勇 時透無一郎 


蝶屋敷では、同じく療養している炭治郎くんもいた。色々話してくれて気も紛れた。
私のお見舞いには義勇さんは来なくなった。当然だよ私が、来なくていいって言ったから。
だけど、無一郎くんなら構わずに毎日来ると思う、、、。

義勇さんにとって私は継子でしかないんだろうな。

「ここに居たの?」

「無一郎くん!」

いつも僕にはどこか怯えてたくせに、最近妙に笑顔で迎えてくれる。
君の初めてをあんな酷い奪い方をしたのに。

「さっき炭治郎君が美味しいおにぎりの作り方を教えてくれたんです。」

「ふーん。ゆきは最近ずっと炭治郎炭治郎だね」

「そんな事、、、話しやすいから好きですよ。」

無一郎がピタっと止まった。「無一郎くん…?」

「ここは冷えるから部屋に戻るよ」

ゆきの手をどんどん引いて部屋に向かった。

丁度しのぶが、それを目撃していた。

「あらあら。面白くなりそうだから冨岡さんを呼びましょうか。ふふふ、、、」

ーーーーーーーーーーー

部屋に着くなりベッドに押し倒された。

「どうしたんですか?」
「嫉妬した。」
「え?」
「炭治郎炭治郎炭治郎って聞きたくない」
「む、無一郎くん?」

無一郎が、上から両手首を押さえつける力が凄かった。

「わ、私達別に何の関係もないじゃないですか?」

「ゆきの身体は知っている。」

その言葉を聞くとすごく恥ずかしくなってきた。
急に無一郎の顔を見れなくなった。

僕の下で、顔を真っ赤にして照れる君が愛おしすぎる。
療養衣がめくれて太ももまで露わになってる姿が僕を熱くしてくる。
誘われてる?勘違いしてしまう。

もう一度抱きたい、、、。

「離してください。」

下でもがくほどに着衣は乱れ僕の理性が飛びそうになる。

「僕ってやっぱりまだ子供かな?」

いきなりの質問にびっくりした様子のゆきがいる。

「またひとつ大人になる手伝いをしてよゆき」

唇を塞がれた。何度も何度も角度を変えて奪いに来る。

空気も吸えないほど何度も。

長い髪がゆきの頬にずっと触れてくる。苦しくて意識が飛びそうになる。

苦しくて?違う、、、気持ちよくて意識が飛びそうなのに、今はっきりと気づいた、、、。



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