第51章 愛おしい四日間〜冨岡義勇【R強強】
「はぁはぁはぁ…」
義勇さんは、息を切らし私の胸の上に倒れ込んでいる…。
さっき急な事に驚き義勇さんの背中を爪で引っ掻いてしまった…。
背中を撫でて指を見ると少し血がついた。
「あの…義勇さん背中…私引っ掻いちゃって血が…」
私の胸元から起き上がった義勇さんは、額に汗がひかり艶やかな表情で、ドキっとしてしまった。
気怠そうに息をする義勇さん…
「大丈夫だ…痛くない」
そう言いながら私の髪を愛おしそうに撫でてくれた。
その時義勇さんの手が私の下腹部に伸びてきた。
「あっ…な、何ですか?」
「すまない…中に出した…。」
気まずい会話に、顔を赤くしてゆきは横を向いてしまった。
「掻き出すから…」
俺はゆきの中に二本指を入れた…。
「んっ…えっ義勇さん?」
ゆきの体が反応してしまった…。
「俺の出したものとは、別でまた濡れてきたな…」
「ご、ごめんなさい…」
口元に手を当ててトロンとした目で俺を見てくる…もう…また…欲しい
「好きだからこういう事をしたいんだ」
「え?」
「好きだから気持ちよくさせたい、その時の顔も見たい…俺で気持ちよくなっているのが嬉しい…」
「あっん…」
義勇は、またゆきの中に入っていた。
突きながら俺はゆきから目を離さなかった。目を見つめながら繋がりたかった…。
ゆきは、喘ぎながらも俺から目を逸らす俺は逸らさないように
顔を持って俺の方を向かせた…
「目を逸らすな…」
義勇さんの真剣な青い澄んだ目に吸い込まれそう…
目を合わせながらの行為はやけに感度を研ぎ澄まさせる。
二人の目から余裕がなくなっていく…。
「あっ…ん…ぎ、ぎゆうさん…」
「達しそうなのか?」
「…うん…」
俺の腰も快感を求めて激しさを増していった…。
達する時に唇を合わせておきたかった…。
俺はゆきの両頬に手を添えて唇を合わせた…。
また…ゆきの中に俺のお前への気持ちが解き放たれた。
義勇は、ゆきの耳元で囁いた
「二回もすまなかった。」
義勇さんとまたこんな事をしてしまった…でもどうでも良かった
抱かれて正直すごく気持ちよかった…
快感を得たのもわかった…
こんな私は終わってるよね最低だよね
ねぇ無一郎くん