第28章 不死川実弥と冨岡義勇〜不死川実弥　冨岡義勇【Ｒ18】

俺は今すごく我慢している。今腕の中にいるゆきをすぐにでも抱きたい。
無理矢理抱くことは簡単だ。だが、それをして束の間の幸福と快楽を得た後に来る虚しさが辛い…。
だが、悲しくも身体は正直だ…。おさまってくれない…。
多分もうゆきの身体に俺のものが当たっていて気づかれてるはずだ…。

義勇さんのが、お尻あたりにずっと当たっていて体が勝手に火照ってしまう…。

自分の下半身が濡れてるのもわかる…。

義勇さんが私を後ろから抱きしめるけど優しくずっと胸を撫でてくるからどんどん体が疼いてくる…。
駄目だよ…。こんなの…。無一郎くんがいるのに…。

「ゆき…何もしないから直に体だけ触りたい」

「えっ？じ、じかに触れるんですか？」

「触るぞ」

義勇がブラウスの中に手を入れてきた。胸を優しく撫でる自分で先の部分が硬くなっていくのがわかる。
快感が体を走る…。
義勇さんは首筋も舐めてきた。後ろから両手で胸を愛撫しながら…。

声が漏れる…。

「あっ…」

「触れているだけだ…気持ちいいのか？」

意地悪な質問をしてくる。この今の状況…。もうすでに義勇はゆきを抱き始めてるようにしかみえない。

ゆきの下半身からどんどん甘い蜜が滴る。下着が濡れていくのがわかる。

義勇さんはずるい。何もしないと言ったのに…。

どんどんブラウスを、脱がされる。肩や腕背中を丁寧に口づけしながら舐めていく。声を漏らしている口に人差し指を入れてきて「ゆき舐めてみろ」と囁く。

完全に、義勇の手の内に支配されていくゆき。
がむしゃらではなく大人の誘惑…
進め方…
無一郎にはないものだった…。

ゆきの胸を背後から愛撫しながら耳にも口づけを落とした。そして悪魔の囁きをする。

「お前がいいのならもっと先もしたい…」

判断を私に委ねてきた。もう体自体は先をしたいと溢れ出た蜜が物語っている。だが心の中の理性がそれを拒む。

「この事は時透には言わない」

義勇の指はもう下半身の溢れる蜜の中に滑り込んでいた。

「二人だけの秘密だ」

指を一本二本と増やされ中をかき回してくる。

「あっ、あんっ」

「お前が良いと返事をくれないと入れてやれない」

ゆきは、葛藤している

「時透に言わないから…」

誘惑に心が揺れる