第3章 嫉妬~時透無一郎 【R18強】
「師範だめっ…辞めてください」
ゆきは、無一郎の手を押し退けようともがいたが力が強く指はゆきの中に入った。
「何をごちゃごちゃと煩いなー」
無一郎は、指を抜き躊躇する事なく一気に自身をゆきに入れてきた。
「やだっ…えっ?あっ…」
「痛いっやっ痛いです」
無一郎は聞く耳も持たずに、腰を動かした。
「やだっ!い、痛い。やめて」
「辞めない」
「ほんっとに、、い、痛い…」
「痛いなんて嘘だ」
師範は止まる気がないと思った。でも痛くて涙が溢れた。
「し、師範…ほ、ほんとうにもうっやめ…」
あまりにも痛がるので動きを止めて、ゆきをみた。
怯えた顔で涙をいっぱい溜めていた。
「何?そんな顔されても…」
「し、師範…」ひっく…ひっく
「何泣いてんの。俺がまるで悪いみたいじゃない」
「は、初めてだったのに…」
「え?」
だって、君は昨日冨岡さんに抱かれたんじゃ…
実は昨夜最後までは怖くて進んではなかった。
義勇はゆきの気持ちを尊重したのだった。
ゆきの涙をそっと無一郎はぬぐってあげた。
だがしかし…つぎの瞬間また行為の続きが始まった。
「ごめん…俺が果てるまで我慢して」
ゆきの身体は無一郎により、激しく突かれつづけた。
「あっあっんっ」
今までこんな師範を見たことなかった。添い寝してとか背中トントンしてとかかわいい姿しかしらなかった。
こんなにも、男を感じる事はなかった。
だから
怖い……
柱だし強いし私の師範だし…
など考えているうちに、師範は果ててゆきの上に倒れこんできた。
長いサラッとした綺麗な髪が、頬をかすめる。
多分師範も、はじめてだったんだと感じた…。ぎこち無い行為だった…。
いつの間にか任務で疲れていたのもあり私の身体の上で、師範は寝息を立てていた。