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《冨岡夢》恋い、慕う[鬼滅の刃]

第20章 我慢





帰り道ー…



私の隣を歩いてる冨岡さんはいつも通りだったけど
宇髄さんの奥様達と話した内容が
ずっと私の頭の中で引っ掛かっていた。







"多分水柱様、相当我慢してるんじゃない?"





冨岡さんから直接言われた訳じゃないけど
他の人からそんな風に言われるくらいだから
きっとその通りなんだと思う…。



2人きりになる時間がなかったのは本当だけど、この前は途中で辞めざるを得なくなって…




冨岡さんがどう思ってるのか気になって
何度かチラチラと横顔を見て様子を伺っていると
冨岡さんは急に立ち止まった。





「…、先程からどうしたんだ?」

『え…、あ、いや…』

「何か言いたい事があるなら、遠慮せずに言えばいい。」

『えっと…、なんて言うか…、その…、
う、宇髄さん…、元気そうで良かったなぁって…』


「…?まぁ、そうだな。」





…私の意気地なし!!!!





冨岡さんからわざわざ聞いてきてくれて
話しやすいようにしてくれたのに!!!


素直に聞けばいいだけなのは分かってるけど
内容が内容なだけにやっぱり聞き辛くて…



気がつくと宇髄さんの怪我の容態を話してしまっていた。





「宇髄は
鬼殺隊に大きな功績を残してくれた…、
引退はしてしまったが、確かに元気そうで良かったな。」

『は、はいっ…、本当に…良かったと思います…』


「炭治郎と猪頭の奴も…、いずれ目を覚ますだろう。」


『そうですね…。
蝶屋敷に帰ったら、宇髄さんの事を報告してあげなきゃ!』





宇髄さんの屋敷では
炭治郎くん達の戦う姿についても会話に上がっていて、元音柱の宇髄さんはみんなを褒めていた。


奥様方達曰く、宇髄さんはあまり人を褒めないから
すごく貴重なことのようで、私はその事を絶対教えてあげようと決めていた。



炭治郎くん達とは、何度も一緒に訓練したし
宇髄さんに褒められた事で、私は自分の事のように嬉しくて、冨岡さんに笑顔を向けながら答えた。






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