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幼なじみの人気声優〜スパダリ生活

第7章 焦りと独占欲。


唯:「とも・・かず…」
杉田:「…なぁに? どうした?」
優しい微笑みが、逆に意地悪に感じる。

それでも――言えない。
(優しいのに…いじわる…ううっ…)
甘い快楽は容赦なく、じわじわと心を追い詰めてくる。

くすっと笑った智和が、腕をすっと下へ滑らせる。
次の瞬間、ヌルっと指が唯の中へ。
杉田:「…ねぇ、まだ頑張る? こんなになってるのに」
中で容赦なく動き回り、全身を熱くさせる。

唯:「んんッ…/// はぁっ…とも…かずっ…言わないで…」

杉田:「僕は別に構わないけどさぁ…そろそろ悠一、帰ってくるんじゃない?」

ビクッと反応する。
「見られちゃうかもね…」
声は優しいのに、突き刺さるような意地悪さ。

――あっ…時間…。
反射的に時計へ視線を向ける。

杉田:「でもさ…唯、見られるの好きなのかな?」
低く囁く。
「僕の指、きゅって締め付けてるよ。…悠一としたときも、すごかったもんね」

グチュッ…
奥を刺激され、ぞくぞくと震えが走る。

杉田:「…ねぇ、また三人でする?」

きゅうう…と、智和の指をさらに強く締め付ける。
思わず息が詰まり、声が震える。

杉田:「…思い出しちゃった?」
低い声に、唯の胸が跳ねる。

唯:「…///…っ…も…」
言葉にならず、ただ震える唇。

ワイシャツ越しに、智和の腕をぎゅっと掴む。
唯「ともかず…」
涙がにじみ、濡れた瞳で彼を見上げる。

唯「もう…いじわる、しないで…」
それでも声は弱く、吐息に紛れる。

その顔があまりにも可愛く、智和の視線が吸い寄せられる。
瞬く間に、瞳が愛おしさに満ちる。

「……うん、もうしないよ」
優しくそう言って、ぬぽっと指を抜く。
その瞬間、小さく切なげな喘ぎが漏れた。

「……しょうがないから、おねだりは次の楽しみに取っておくね」
そう言いながら、ポケットから銀色の個包装取り出す。
ピリッ…と口で裂き、唯の足をそっと持ち上げる。

唯「えっ……あっ…待って――ともかず…!」




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