第7章 ホノオ
轟のソレが再び元気に起き上がっているのを確認した芹奈は、布団の近くに置いてあったはずのあのブツへ手を伸ばした。
「芹奈」
『ん?』
「んなもん、使いたくねぇ」
『…?だって、付けとかないと、危ないよ?』
「親父の言いなりにはなりたくねぇんだ」
『いや、これは言いなりとかじゃなくて、っんあっ』
なんとか避妊具をつけようとする芹奈の手を押さえた轟は、そのまま芹奈を引き寄せ布団へ押し倒した。
「なんかあったら、責任とる」
『っ…なんかあったら、困るけど、』
そういえば爆豪とする時もつけていなかったなと思い出し、それ以上の反論ができなくなる。芹奈が買ってきて付けさせようとしたこともあったが、デキたらデキたで好都合、などと言われ結局いつも付けずじまいだ。
「ここ、挿れていいか」
芹奈に覆い被さった轟は、そのアナへピッタリと自身を擦り付けた。その軽い接触で芹奈は短く悲鳴を上げ、必死に頷いた。
『ああっ…んっあっ』
ゆっくりと侵入してきた轟のモノはゴツゴツと太く、芹奈のナカをギュウギュウと押し広げながら進んでいった。
「っ…気持ちいっ…あったけぇな、芹奈のナカ」
『っ私も、気持ちいっ…焦凍のっ気持ちぃっ』
奥までしっかりと繋がると自然と唇が触れ合い舌が絡み合う。舌が絡み合いながらも轟の腰は動き始め、芹奈の腰も自然と動きを合わせていった。