第12章 ヘヤ

『ふ、ぁあっ…んんああっ』



「くっ…濡れてンのにキツすぎるだろ」



『や、ああっ動かないでっ…っああ！』



ソファに腰掛けた男に跨がりゆっくりとそれを飲み込んでいく。半分ほど入ったあたりでイってしまう。痺れを切らした男は勢いよく奥へ腰を押し込んだ。



「そんなに締め付けなくたって精子は逃げねぇぜ？」



『やぁっ…だめ、や、イったばっかっ…』



「自分で動け。しっかりと俺に奉仕しろ？じゃねぇとどうなるかわかってるだろ」


『っ、わかった、から…ああっ』




芹奈の目の前で男の掌から炎が現れる。
逃げられないことはわかっている。命令に背くと何をされるかもわかっている。
そして体は意思に反して快楽を求めている。
芹奈は心を無にして腰を動かし、男のソレを締め上げた。




『っはあっ…やっ…っあっ、イ、や…んんっ！！』



「またイったのか？そんなに俺のコイツが好きか」



『違っ…や、だめ、ダメっ！！！』



何度もイってしまう芹奈に痺れを切らした男は力強く腰を打ちつける。
揺れる胸を鷲掴みにされ突起を指で締め上げられる。

意識が飛びそうになり男の肩にしがみ付くと、突き上げやすくなったのか更に奥へ、さらに速く打ち付けられる。



『あっやっだめっ、やぁっ…イっちゃっっっ！！！』



「俺のモンになるまで、最後まで付き合ってもらうからな」



『やぁっだめっ壊れちゃっ…あああっ！！！』



激しいピストンが止まったかと思えば温かいソレが放たれる。
その感覚で芹奈は更に絶頂に飲まれ力つき男に寄りかかる。



「もうお前は俺のもんだ。芹奈」



ぐったりとした芹奈はこのまま抵抗する気力すらなくなりしばらく男の欲を受け止め続けた。