DIABOLIK_LOVERS 夢小説 【裏夢あり】
第2章 勘違いの恋【シュウ】
美幸「んっ……」
いきなり覆い被さってきてキスをしてきたシュウさん。
美幸「や…ぁ……ダメ……シュ……さぁ……んんぁ」
なんでキスなんかするの?
やだ……シュウさんは私の事なんか好きじゃないでしょ…………?
なのにキスなんか…しないでよ………。
これ以上、私を苦しめないで。
シュウ「………なんで泣いてるんだよ」
美幸「ぅ…くっ、ひっ………くっ……」
シュウ「ハァ、泣くなって。お前の泣き顔を見てると胸が苦しくなるんだよ」
美幸「え…?」
シュウ「なんでだろう…な。お前を見てると色んな感情が溢れ出す。
人間は、この気持ちを『恋』って言うらしいがな…」
こ、恋!?
美幸「シュウさんが恋……誰に?」
シュウ「お前は本当にバカだな。だから…………」
チュッ
私のおでこに短いキスをして薄く笑い耳元でこう囁いた。
シュウ「美幸…お前のことが好きだ」
美幸「え…」
涙が…出てきた。
嬉し涙、なのかな?
シュウ「なんで、また泣くんだよ。めんどくせぇな」
美幸「ごめんなさ…ぃ。だって嬉しくて………あ、でも……」
シュウ「なんだ?」
あの女の子は……?
嫉妬してるのバレたら引かれちゃうかな?
ヤダ…そんなの
シュウ「そういや何で俺から逃げた?」
美幸「うっ……それは、そのぉ」