DIABOLIK_LOVERS 夢小説 【裏夢あり】
第2章 勘違いの恋【シュウ】
美幸さんサイド
ギシッ……
何か私の上にいる?
身体を起こそうとしたが動けない。
目を開けてみると、そこには、
シュウさんがいた。
美幸「シュウさん…?」
シュウ「美幸 、血……吸わせろよ」
いきなりどうしたのだろう。
私の部屋にまで来るなんて……。
血、か…。
いつもなら素直に身体を預けるだろう。
だけど……今は…………
美幸「…っ………ごめんなさい……ダメです」
シュウ「はぁ?意味分かんないんだけど…」
少し怒り気味のシュウさん。
シュウ「なんなの?あんたの血を飲んだらダメな理由があるわけ?」
美幸「だ、だって……その………」
……言えないよ。
私は、あなたにとって『餌』としてしか見られてないんでしょう?
あなたが好きだからそんなのはイヤだ。
そして、あの女の子に嫉妬している自分。
知られたくないよ…。
なかなか理由が言えない私にシュウさんは痺れを切らしたようで……
シュウ「…もういい。言えないなら無理やり言わせるだけだ」
そう言ってシュウは美幸に覆い被さった。