第5章 ライバルは元お世話係
雪乃「これ… ハンカチ…」
和也「別に良かったのに。まぁ、
どうも。」
雪乃「ありがとう… 助けてくれて。」
和也「別に。たまたま通りかかった
だけだし。あと、あの時、
泣かなかったの見直したよ。」
彼女はニノにこの事を言われ、
もっと好きになったんだ。
ニノの方はまだ分からなかったけど。
でも、ニノが教室に帰って来て
智「ニノ、なんか、嬉しそうだね。」
和也「まぁ、いい事があったんで。」
ニノも彼女の事を好きだったんだと思う。
そろそろ、新しいお世話係を決める
時が来た頃だった。