第8章 あなたに伝えたい
由莉「勇気を出して言ってよかったです…」
翔「本当だね… じゃあ、正式に言わせて?」
櫻井さんは私の目を見て言った。
翔「俺と付き合って下さい。」
由莉「はい…!もちろんです…!」
そう言って櫻井さんは私の唇に
自分の唇を重ねた。
甘くて優しい私のファーストキス…
櫻井さんは唇を離して言った。
翔「実は俺、由莉ちゃんとキスする
の二回目なんだよね。」
由莉「えっ?二回目なんですか?」
翔「うん… 由莉ちゃん、テスト前
に倒れた時あったでしょ?その時、
俺が運んで由莉ちゃんにキスし
ちゃったんだよね…」
じゃあ、私のファーストキスはも
う、櫻井さんに取られていたんですね…