第7章 進路手伝い
由莉「私… 中学生の時、友達いな
かったんです。女の子の友達が。」
翔「……」
由莉「それこそ、お話した様に不良
だったので周りから目も合わ
してくれなかったんです。
怖がられたりちょっと声を掛け
ただけでもビクッ!って怯えら
れるしでいっそのこと学校を
やめようと思ったんです。ですが
父が不良をやめて高校はちゃん
と行ってほしいと私に頭を下げた
んです。なので、父の期待に応え
様と中学校を卒業して、不良を
やめてここの学校に入り女の子の
友達が出来たんです。」
翔「知らなかったな… 由莉ちゃん
にもそんな事があったなんて…」
由莉「あっ、すいません!長々と…」
翔「全然。よし!決めた!」
櫻井さんは立ち上がり私の方を見た。