第6章 縁（えにし）

縁（えにし）

それは…
無罪なのに罪を着せられて罰せられ（追放され）たり
身分や立場の違いから差別を受けたり迫害されたり
そういった方達が集って（恵土が助けた）、里は成り立っている

鬼もまた然りだ
無理やり鬼にならされ、人を一人も血も肉も何も食べたことも無い、強靭な意志で跳ねのけ続けたもののみ助け、成り立っている

麺職人もおり、パスタでもそばでもうどんでもそうめんでも何でもござれな方もいた


定食屋と居酒屋は併設されていて、中で繋がっており、どちらの料理も好きに食べれる
席とカウンターはどちらにも一か所ずつあり、前から順にカウンター、机と椅子があり、座席もまたどちらにもある
定食屋ではオムライスやカレーやコロッケ、チャーハンや春巻きや餃子や小エビの天ぷらやラーメン等の洋風や中華の料理だけでなく、素朴な日本料理…たとえば肉じゃが、とろろ昆布そば、さつまいもの味噌汁に炊き込みご飯、生姜の佃煮、おにぎり、玄米、十穀米（お代わり無料）
居酒屋ではおでんだけではなく鮭大根やふろふき大根、ふぐ刺し、焼き鳥、もつ焼き、焼酎にビールに大吟醸等々…
桜餅もおはぎもティラミスや和菓子と洋菓子も更に隣（外にある甘味処、中でも食べれる）にあり、お茶にも梅昆布茶（梅抜きもあり）からほうじ茶、煎茶、抹茶、ハーブティーから紅茶やコーヒー等々、多岐に渡ってどちらにもある

ついでに言うと、『藤の花の家紋』を掲げている
これはかつて鬼殺隊に命を救われた恩返しに、鬼殺隊士へ無償に尽くしてくれる一族の証
鬼殺隊ではないが鬼の存在を知る一般人達で、過酷な鬼退治を裏で手助けしている

つまり…これらの料理、全て無償（タダ）


未成年者飲酒禁止法が制定されたのは大正11年（1922年）で
それ以前は子供がお酒を飲むことに対する制限は特にありませんでした

恵土は15歳辺りから飲み出した


後の感想としてはこちら


行冥（悲鳴嶼）「美味…」じいいいいいん、ほおっ←涙合掌

奥深い味わい
米粒が全て立つほどの炊き立てふんわり具合
正に（まさに）至高の芸術品

との談でした


杏寿郎「うまい！うまい！！うまい！！うまい！！
わっしょい！！

む？←空になった
おかわり！！」
店員「はいどうぞ！！」しゅたっ！！←差し出す

あっという間に無くなる！
だが瞬く間に補充してくれる！
うまい！！