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化身来華【鬼滅の刃】

第5章 慟哭(どうこく)





当時…
2月11日は、明治時代に制定された祝日で
初代天皇である神武天皇の即位日を記念するものでした

そんな休みの日の折の話……


で…

浅瀬の部分を手ずから(神の呼吸で)作り、木道(もくどう)を作っていた

涼を取るのにもちょうどいいし


幅18m,深さ20mの川の上流
泉から程近い場に館(家、産屋敷家の半分の規模)がある

その先に険しい滝(幅20m,高さ80m)がある
滝壺の深さは約28mで幅20m


他に水辺は少ない為、子供達が遊び場が欲しがっていると聞いて
西の山には猪や熊が大勢いるので安心して遊べないこともあり
野生動物も住み着かないほどの南しかないとなっていたとの談

迷路のよう(樹海)になっており大人でも迷うので、出入りは中からも外からも著しく制限されているのだそう


いつも行き来に西の方を使っていたから、実情を知らずにいた
熊胆(ゆうたん)が高く売れ、なおかつ熊肉はうまいから

猪もまた同様に狩って獅子鍋にしてたし


娯楽もかるたや碁や将棋ぐらいしかなく、退屈を持て余しているそうだ

木刀でちゃんばらごっこをしている者もいたが
それで怪我をする者もいたそうなので

どんな局面でも生き残れるよう趣向を凝らす予定だ


念の為、滝の手前に頑丈な網を立てて、大縄も固定しておこう
木道の幅は50cm四方が点々と繋がる形で

分速5トンの勢いだからかなり凄いな
川の中央(一番流れが速い)で笹舟を流して測ってみた所、分速500m(時速30km)あった


中央で一番深くまで潜って試しに流されてみたが、上まで上がるのは非常に困難だった

滝まで真っ逆様だった
滝壺の下では非常に強い渦巻きがおり、逃れるのに死ぬほど難が在った

恵土(やばい、これまじで死ぬ)
そう思ってからの行動は早かった
絶対落とさせない為にも、網目を細かくし、大木が時速50kmで突進しても破れないほど頑丈にした


木道
幅50cm四方の木板が点々と繋がっており
それらの重心(20cm四方)は全て異なっており、30秒もたついていると板全体が沈みそのまま流される

重心の点を見極めればずっと乗れる
許容範囲は僅か1mm以内


この鍛錬を超えれば…
平衡感覚(バランス)、重心を見極める目(観の目)、体幹、持続力が身に付く

記憶せずとも即座に判断していなせるようにもなる


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