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化身来華【鬼滅の刃】

第28章 それぞれの役割(やくわり)





恵土「闇そのものとして、覚醒めた可能性が高い

あくまで憶測だが…
魂の力に対抗するには、同じく魂の力でなければ不可能だ」


その頃…
ずっと押し黙っていた杏寿郎の頭の中では……

恵土が二代目原初の始祖神
無罪の者を有罪の癌に変異させる癌化を止める為に遣わされた
その為には私の命と自我と記憶、魂の心を除く全てを対価にしないといけない
癌一同がいなくならなければ一つとして再生出来ない
残るのは魂の心である0.92%
これは人間としての体積で例えると片手の小指の先から第一関節のみとなる
対価として差し出す分はそれを除く全て、99.08%だ
どれだけ取り繕う為に再生しても上辺しか出来ず、癌一同が存在する限り必ずまた消える、一時凌ぎに過ぎない


ぼおんっ!!!!!

無一郎「先生
煉獄さんの頭が爆発しました
小休止を求めます」挙手
恵土「了解した;

日輪刀は神の力を受けて変異した、鬼狩りに特化した性質を持った玉鋼の刀に過ぎん」

小芭内「なるほど……
だから頸を斬るだけで鬼を倒すことが出来ると

一つ聞いていいか?
恵土「勿論」

ぶしゅーーーーー
しのぶ「大丈夫ですか?頭を冷やして下さい;
蜜璃「お水いる?」
わたわたしている周囲の中で


小芭内「お前は…何を恐れている?

あの時…お前の怯えようは尋常じゃなかった?
何が見えた?」

恵土「……………

それは…(俯く)
お前達が……

お前達で無くなるんじゃないかと…
そんな所まで考えてしまっていた……


覚醒めとは諸刃の剣だ
小芭内「何か代償を伴うのか?
その過分な力を鑑みれば大体予想は付くが…」

恵土「……
魂にも前世がある
それらの記憶が全て…雪崩れ込む
私の場合は百三十八億年

だから」
小芭内「だが何も無かった
恐れる必要は無い

だろう?」

恵土「…

うん」微笑し頷く

小芭内「兎も角だ…
これからやるべきことは俺達の力を合わせることか

化身化…願いそのものへと転じること
無惨に出来て俺達に出来ないことでは無いはずだ

ましてや…俺達は原初の神々なのだからな」

恵土「……うん!」
実弥「待て
勝手に話を進めんな!」
天元「待て待て待て
先に言うが…俺達9人と恵土の力を合わせてしたとして無理なら…どうすんだ?」

恵土「それは………
創世神化?」
杏寿郎「つまり合体だな!!」


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