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化身来華【鬼滅の刃】

第26章 天変動地(てんぺんどうち)





その頃縁亭

天元「時透はどうだ?」
恵土「弟(きっぱり)
一緒に遊んでると楽し〜よ?
紙飛行機上手だし、教えるのも上手いし、飛ばすのもとってもうまいの!」
無一郎「へえ」もぐもぐ←耳をそばだてて食べてる

天元「んん?」
義勇「どうした?宇髄」もぐもぐ
天元「待てよ…
父親は誰なんだ?
『確かに!』
『気になる!』
恵土「あれえ?
蜜璃はお姉ちゃんでしょ?
カナエもお姉ちゃん
カナヲは妹
アオイも妹で一番のしっかり者なんだよね、たまには甘えて欲しいぐらいの
『ほお』
実弥「胡蝶はどうなんだ?しのぶの
恵土「しのぶは結婚相手だからいーの!!」

義勇「………誰だ?
実弥「玄弥か?
恵土「杏寿郎も玄弥も弟でしょ
『なら…誰?』

恵土「父上かなあ?
耀哉と私の
『お館様の!!?』凝視

恵土「うん!一番感覚としてはしっくりとくるんだよねえ
よし、決まり!!」

まさかの話が終わってしまった


そんなこんなで…

12月11日に完治してから
詰襟と日輪刀に数日で無事に慣れ
以前以上に動けるようになっていました

それまでも鬼は一人として現れず
いくらなんでもおかしい静か過ぎると話題に上がっていたそうな…


だが……

12月24日より一週間前…
12月17日……

念の為に見回りと称して外へ出ていた折
べべん!!

突如響いた音に擦り抜ける足
即座に周囲を見渡すも手も届かず
が、隣にいた小芭内がその手を掴み
天元が紐で縛り即座に吊り上げた


小芭内「危なかったな」
天元「なにもんだ?鬼か?」
刀に手を掛けて臨戦態勢になる中

一人の男が歩み寄ってきていた


コツ
コツ…
コツ……

恵土「!!!!」瞠目
全身が総毛立つのを感じる

ひゅうううう
風が男のコートを棚引かせ、男は不敵に笑い掛ける


無惨「……
久しいな…産屋敷恵土…

いや……二代目原初の始祖神
ばっ!!!←刀を抜き瞬時に解放
天元「ばっ!待て!!
恵土「むざああああああああん!!!!!!!!」かっ!!!!!!!!
がきいん!!!!!!!!
ガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!
目に見えない壁に遮られるも無理に押し付け続ける中、互いに悲鳴を上げるように喚声を刻み続ける

無惨「ふっ…」笑い掛ける
恵土「ぐっ…」睨み据える
ぶつけ合わせたまま…二人は離れること無く相対し続ける


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