第24章 慟哭と仲直り(どうこくとなかなおり)
方針が決まったことで
面会謝絶が解けまして、お見舞いに行けるようになりました
玄弥が実弥の鎹鴉から聞き、どの見舞客より真っ先に来ました
実弥「お、来たか
恵土、玄弥が来たぞ!
恵土「わあ!ほんと?
玄弥いらっしゃ~い!」にこっ微笑
病室の戸を開けて笑い掛ける
玄弥「……//」瞠目
恵土「あれえ?玄弥?」
玄弥「け……!
け…!
け!!
恵土さんが!!ちっちゃくなってるううううううううううう!!!!」驚愕
しのぶ「そうですよねえ
それが普通の反応ですよねえ^^」ふふっ
口元に手を当てて笑っていた
慣れた柱達、元柱達(一度血鬼術で幼くなった恵土の相手をした経験あり)
初めて見た人達(アオイ、カナヲ、玄弥、炭治郎、善逸、伊之助)
しのぶ「と、いう訳で…
元の年齢に戻るまでは、絶対に安静に過ごすよう目を光らせて下さいね?^^」にっこり
『は~い!』
伊之助「よし!魚捕りに行こうぜ恵土!!
善逸「馬鹿!安静にって言ってたろ?
伊之助「?だから安静に捕るんだろうが善紋
釣りでも何でも方法あんだろ!
気分転換にもなるんじゃねえか?ずっと病室に閉じ籠もるよりは
善逸「考えてるのか考えてないのかわかんねえ!!・・
炭治郎「まあまあ伊之助も良かれと思ってだろうし」
しのぶ「そうですね…
自然の空気を吸うのはいいことだと思いますが…
本人が安静に出来るかと言われれば絶対無理かと
思考回路が幼児化するらしいので」
ぱたぱた歩き回る恵土を指差す
恵土「アオイ抱っこ!
アオイ「はいはい^^」くす
恵土「あ、持ち上げなくていいよ?
ぎゅ〜だよ?←人差し指を立てて首を傾ける
アオイ「うん、ありがとう^^
恵土「邪魔にならない範囲でいいからね?
ね?^^」にこにこ
『可愛い…っ!!//』ぶわっ!!←どこからか花の香りと共に安らぐそよ風が
不覚にも…連れていきたい衝動に駆られてしまうしのぶであった
しのぶ(我慢我慢我慢我慢)瞑目
必死に念仏のように頑張って自らに言い聞かせる中
伊之助「おい恵土!
魚捕りに行くか?
恵土「い…きたいけど…
ごめんねむたい」うとうと
伊之助「?そうか!
じゃあ日向ぼっこでもするか!?
恵土「うん!するう^^」にこお
善逸「めっちゃ可愛いんだけど!連れていきたいんだけど!
炭治郎「柱の人達が睨んでるからやめような善逸;」真っ青
