第20章 十二鬼月、討滅(じゅうにきづき、とうめつ)
夏祭りからの帰り道…
炭治郎曰く
夏祭りの日より少し前
炭を売る為に、村へ行きたい禰豆子と共に山を降りた際
我妻善逸という少年が絡んできて
なんでも「帰る家が無いので置いて欲しい!なんでもします!!」と土下座で食い下がり
追い払うことも出来ず(可哀想だと禰豆子が止めた)、家に置くことになったとか…
その言葉通り積極的に家事を手伝っていたが、炭十郎からの勧めもあり
善逸「はい!お義父さんの提案なら!!(きりっ!!)←真剣な表情
(これで禰豆子ちゃんと…」ぐふふっ←一瞬でだらしない表情に切り替わる
炭十郎はその下心を見抜いており
少しでも家を守れる戦力が増えるのならと画策したそうです
無惨が来る可能性を鑑みて
後に…体力を付ける為と育手(桑島慈悟郎)に鍛えられ、先にカナヲに修行を付けてもらっていた炭治郎と伊之助と合流することになる
恵土としのぶの、御屋敷への帰り道…
噂を聞き付けて恵土へ腕試しに襲ってきた猪の被り物をした子供を、咄嗟に当て身で倒し
「強いなお前!俺を弟子にしないか!!?」
で…
恵土「窓ガラスを割るとか、人に迷惑を掛けたりしないならいいぞ?」
「わかった!!」ふんすっ!!キラキラ
かくして…蝶屋敷の窓ガラスは守られた
その後…
道中でこれから任務があるからと、カナヲへ頼み
カナヲが嘴平伊之助の修行を見ることになり
カナヲから炭治郎にも教えたいとせがまれ、恵土は秒で許可を出した
当面の縁亭(御屋敷支店)での食事代を出そうとしたら直々に断られた
あの大声もいい宣伝効果にもなったから帳消しで良いと
済みませんでした…;
と改めて謝っていた
それから…
しのぶ「さっ!行きますよ師匠!」着替えた
恵土「ああ!」同様
任務へ出立した
しのぶ「恐がって一生懸命逃げる姿、可愛かったのに!」ぶつぶつ
恵土「ん?どした?
しのぶ「なんでもありません」きっぱり
恵土「ん?
???」きょとん
ぷりぷりするしのぶに、理解の追い付かない恵土であった…
身雲山(みくもやま)へ向かった…
カナエの向かった任務先とはそんなに遠くはなく近くもない微妙な距離(中ぐらい)にある
下弦の鬼と出会った
恵土しのぶ(下弦の参!!)ばっ!!抜刀
下弦の参「待った待った…
そう逸るな…
早々気を急くと…大事なものを無くすぞ?」にたあっ
