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化身来華【鬼滅の刃】

第14章 ちょこっと余談(よだん)





恵土「私に…頑張りたいと
生きたいと思わせてくれて
ありがとう

大好きだよ^^」
しのぶ「っ
うっ…←しゃっくりを上げ咽び泣く

師匠は…辛くないんですか?
いっぱい…一杯…辛い想いだけじゃなくて!
今だって痛いはずなのに!!!」

恵土「しのぶ…

私はさ…
その心で、もう一杯癒やされてるんだよ」

しのぶ「!
…え?」顔を上げる

師匠が頬を優しく撫でる
目を細め、温かい目を向けながら


恵土「その大事にしようとしてくれる
その想いだけで、心だけで…
温かい、優しい想いが、一杯流れ込んできてくれる

それが……どんな痛みも癒やしてくれるんだ
その愛情が…想いが…私を、生かしてくれている
生きたいって願わせてくれる…

お前がいなきゃ…きっと、こんなこと思えなかった
耀哉から貰っても…他の人からどんなに貰っても…

そこまで強くは思えなかった


どんなに痛くても、辛くても、苦しくても…
私は…

お前と一緒がいい

お前と生きたい…

大事にして…
隣で…
一杯笑って、一杯楽しいことして…

幸せに生きて欲しいし
その為にも…私も、そうするつもりでいる(ぽろっ)←落涙

もし…もし……迷惑じゃなければ………


生きたいって…思ってもいいかな?

お前と………」

しのぶ「…
ぐすっ
ひっ

(ごしごしごしごし)
ずずずずずずずず

はい!!!

私も…
私も……貴方と一緒がいいです
ずっと貴方の側(そば)に居ますから!!!」

恵土「うん…ありがとう^^」

そう笑い合い、唇を重ね合った…


恵土「今度、浅草の花屋敷にデートに
しのぶ「今度じゃなくて今行きましょう!
恵土「驚愕)え!?今!!?
14時だぞ!?;
しのぶ「今日は今日しか無いんですよ!
さあ行きましょう!!^^」

そう手を引っ張って…駆け出していった……


未来へ向かって――


木のしなりを利用しての跳躍
場に合わせての加速方法…

道なき道の修練で得た、最速の動き……
それを存分に活かして


目一杯堪能しまくった…


道中でも、木の上で逆さポーズを共に取り合い
互いの動きを真似っ子し合い、笑い合っていた

にらめっこでするような変顔までやられて、やり返して…お互い笑い合った

幸せで一杯で…仕方無かった


結局話したのは…カナエ姉さんだけにした
お館様から許可を得て


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