第13章 新たなる弟子達(でしたち)
恵土「とっとと結婚しちまえよ告白しちまえよ
絶対お前等両想いじゃんかああああああ
結婚して幸せになれよぱっぱとよおおおおおお!!」
しのぶ「いい加減にしないと嫌われますよ…?;」
しのぶは滝の裏(南の山)にある書斎で風月流と真月流のまとめを作っていた
そして…鬼に効く毒を作り、皆に持たせるようにしていた
珠世さんと協力して……
恵土「もう私我慢できないもう無理もう無理!!」両手で顔覆い
しのぶ「忍耐が大事、と(メモメモ)
はあっ
言ってもいいですけれど…それで逆に拗れたら全部師匠のせいですからね
こういうのは焦らずに見守って本人達の進みに合わせるしか無いと
恵土「私はあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」ごろごろごろごろごろごろごろ
しのぶ「…;
聞いてないし;」じと目
はあっ←溜息を零す
しのぶ自身も、内心ではキャーキャー言ってたものの
それ以上に荒れ狂うそれを見て
やりたくても出来なくなったことのせめてもの腹いせに、苦言を返すことしか出来なかった……
そして…
それらの尊い声とやり取りが記録された…
数々(無数)の映像と声が記録された映写機を見た瞬間
小芭内「全て排除する!!!・・」かっ!!!←刀に手を掛ける
恵土「やめてえええええ;(ひしいっ!!)
あの可愛い蜜璃を消すのか!!?あの可愛い声を消すのか!!?
もう見れなくなってもいいのか!!?聞けなくなってもいいのか!!!?
あの愛しい瞬間を、二度と見れなくなってもいいのかあああああ
また見たくないとは思わないのかああああああああ」腰にしがみつき力説
蜜璃「伊黒さん…みたいです」
小芭内「甘露寺?;
蜜璃「私見たいです!!
また聞きたいです!嬉しかったから!!」
小芭内「………………
他の人に見せないのなら良しとする
俺達が見る範囲のみだ」
恵土「ほっ…ありがとう;
私としのぶのなんか…
隠だけじゃなくって、カナエまで率先してやりだすからどうしたもんかと
しのぶ「嬉々として受け取って擦り切れるまで見まくってたくせに言えることですか?」じと目
まあ私も人のことを言えませんが
と一言付け加えて突っ込まれる恵土であった…
それから、約1か月半後…杏寿郎が蜜璃に縁あって風月流と真月流を教わりに来ていた
愼寿郎に勧められてらしい
