第12章 新たなる柱(はしら)
明治コソコソ噂話(ちょこっと補足)
恵土「人に聞くと痕跡が残って警戒心が生まれるからな
足跡を残せば…そこから逆に辿られることもある
気取られるのは半人前、痕跡を残すは初心者、意図的に見てわかる範囲が中級者、気取られぬ残さぬ悟らせないのが上級者
あくまで持論な
さー、次行こ次〜!^^」
ブラブラしているように見えて…
恵土「もういっけーん!♪」
蒼榮「一番食えないのはこいつかもしれん;」じと目
恵土「?私を食ったら腹壊すぞ?」きょとん
蒼榮「言葉のままに捉えるな;はあっ」嘆息
恵土「あくまで自然に見せねえとな!
その為にはやりたいことをやるのが一番だ
それに混ぜて自然に、何気なくな
これぞ自然!風月ってね!^^」かっかっかっ!
その日…無惨の人間として活動する際の似顔絵と情報を得、耀哉と珠世に共有されました
カンカンカンカン♪(拍子木の音)
炭治郎「ちなみに…
真月流という殺人剣が元となった
風月流という活人剣ですが
真月流の奥義、風魔一閃の頭文字から取った
とも言われています
真月流
風魔一閃
風月流
という訳ですね」
禰豆子「うんうん!」2度頷く
恵土「へー…
所でお前達、誰だ?」
後ろ頭で手を組みながら尋ねる
炭治郎「それでは!」手を振る
禰豆子「むん!」手を振る
カカン!!
恵土「ん?」首傾げ
明治コソコソ噂話
テロップ『終劇!』
ちなみに当時の同性愛について
江戸時代では公然とされており寛容な風潮もありました
が、明治時代から西欧の文化や考えを取り入れるにあたり風当たりが強くなっていきました
西欧では同性愛者を罪悪視している価値観や同性愛者を異常性愛に分類している考えが主流だった為で
それにより同性愛=悪というイメージが段々と染み付いてしまいました
1872年には同性間性交渉禁止条例という国内で最初で最後の同性愛に対する禁止条例が定められ
1880年に発令された刑法では同性間での性交渉を禁止する条例はなくなりましたが
以降、同性愛を犯罪化する法律は制定されていませんが
同性愛は「異常」や「犯罪」と見なされるようになり、同性愛に対する社会的な差別や偏見がやむことはありませんでした
婚姻は出来ない為、独身を貫く
金品等の相続は、生前贈与をする
子に関しては、養子を得る
以外でのやりようは無かったと
