第10章 見送り(みおくり)
恵土「1234567891011121314151617181920212223242526272829303132333435363738394041424344454647484950
ごほおっ!!
げほ!ごほげほ!
げへぇーげへっ
ひぃ~っ!ひぃ~っっ!」
酸欠に至って息絶え絶えになり
その場に崩れ落ちて倒れた
大の字になり動けないと呟くそれに…
しのぶ(柱の最強格には、これが出来ればなれる!!//)ぐっ!!
と、理解した
奥義同士の切り替え、即座の踏み込み
幾らでも全力の一撃が放てるよう、即座に維持と切り替えが出来るよう、常に意識する
通る道、軌道を常に意識して行うように気を付けること!!
そう自らに要点を分析すると共に言い聞かせながら…
しのぶ(やってやる!
やってみせる!!)メラメラメラメラ
腕が鳴るとばかりに、血の気が沸いて沸騰していた
カナエ「もしもし…
もしも〜し…
駄目だわ聞こえてない…
熱中すると聞こえなくなる所は変わってないのね
ふふふ^^//」くすくす
変わってない部分を見つけて安心するカナエだった
仙人みたいと思った折、別人みたいとも感じていた
けれど……根っこの部分は何も変わってなかったことを実感し、安堵と共に笑っていた
仙人みたい
という言葉には…
まるで別人のよう、という意味も含まれていた
最短1周2km
50周(100km)5分
分速20km
時速1200km
音は秒速340m、分速20.4km、時速1224kmの為
音よりも僅かに遅いことになる
奥義同士の衝突を超えた折
もう一度計測してみた所3分で回れるようになっていた
つまりを言うと…時速2000kmとなる
それが……風月流と真月流の奥義を身に付け極めた免許皆伝者の最大速度である
しのぶ「ふー…疲れたあ」
一汗かいたぐらいの感じで
一息ついて、手拭いで汗を拭いておりました
そこから更に
50ずつ奥義同士をぶつけ合った、極めた者同士の状態では…
2分、時速3000kmで回り切っており
100ずつ奥義同士ぶつけ合えるようになった正月(した後卒倒)には…
ちょうど1分半ジャスト、時速4000kmとなっていた
そりゃあれだけ差を見せつけていられる訳だ…
それを聞いたしのぶは、そんな想いに駆られたそうな……
