第9章 第八章
玄関で靴を履いていると
鍵をかけてるはずの扉が突然開いた
「(ガチャっ)………つーちゃん」
「へっ?!………えっ?!」
一体何が起こってるのか
なぜ
今私は
秋くんに抱きしめられてるの?
「あー。よかった。間に合った。…ていうか!!秋!勝手に先に行くな!」
秋くんの後ろにいたりんが秋くんの頭にチョップするけど本人は無反応
「………な、んで?」
抱きしめられたまま
どうする事も出来ず
「…なんか言え」
またチョップされる秋くん
「…………やっぱりだめ」
「……へ?」
だめ?
なにが?
「つーちゃんがそれでいいならって思ったけど、………やっぱりだめ。絶対行かせない」
ぎゅうっと強くされて
「秋くん。…苦しいよ」
ドキドキが止まらない
秋くんは直ぐに緩めてくれたけど
離してはくれなくて
「……秋、離してあげて」
「やだ」
「はぁ?何言ってんの?」
「絶対離さない」
イライラした様子のりんと我関せずの秋くん
「…秋くん。私、今から用事があるから」
離して。と胸を押すけどびくともしない
「………それって。小野先生のとこだろ?」
「あ、………うん。そう」
「なら、尚更離せない」
さっきから顔は全く見えなくて
苦しくない程度ではあるが、がっちりホールドされた状態
「な、、、んで?……だって、ちゃんと、話「俺はそれ納得してない」」
被せて言われて
「そんな風に言われても。……秋くんには大切な人。ちゃんといるでしょ?」
「………それについては。説明させ「おい!いいから中でやれ!まだ玄関開けっぱなし!!」」
今度は被せてりんが怒り始めた