第9章 リード
「はあ…はあ………。」
シーツを掴む手を緩めると、
ぐぱ、と音がした。
「は?まだ終わってねえよ。」
キバナさまが、
また後ろをぐちゃぐちゃと
刺激し始める。
「後ろはもっとイけるよな?」
もう解れているのに、
キバナさまの指は止まない。
何度も前立腺を押し上げられて、
またおかしくなっていく。
「うぁ!ひ、ぁあっ!」
「もっと強く、か?」
言ってない、言ってないです…!
ごりごり、と強めに削られて
意識が飛んで、戻るのを繰り返す。
「ぅ、あっ!……あああっ!」
「気持ちいいか?」
「いい、ですッ…すごく、すごくっ!」
足がびくびくと震えて止まらない。
主人にこんなにご褒美を
与えてもらっているなんて、
僕は、なんて…幸せなんだろう。
「はは。子犬だな、やっぱり。」
キバナさまが楽しそうに笑う。
…同時に、別の快感が顔を出す。
「ぃ…ッ!や、とめて、とめてください…っ
キバナさま、」
「あ?なんだよ。」
雄がひくんひくんと動いて、
何かを出そうとしている。…けど、
ダメだ。ほんとうに、こんなとこ
キバナさまに見せたくない…っ
「や、やめっ…あッ!」
「聞こえねえな。」
指は前立腺をずっとごりごりと
刺激している。
僕がやめてと言っても全然聞いてくれない。
ほんと、ダメだ。出てしまう。
というか、吹いてしまう…!
「でちゃう、でちゃうからっ…ぁ!だめ、です!」
「……ああ。」
キバナさまの眉が動いて、にやりと笑う。
快感とともに来る、排尿感。
だめです、本当に…!
「潮、吹けるか?」
「………ッ、ぁ!なんで、」
そんな知識、なかったはずだ。
今日のキバナさまはおかしい。
前立腺の場所も、潮吹きも
全部見抜かれている。
いつもは奥に挿入することしか
考えてないのに…っ、
「なんだよその顔。」
前立腺を押し上げられ、
きゅんと蕾が締まった。
「ほら、潮吹けよ。生で見んの初めてだ。」
「ぅ、あ!ぁ…ッ」
「どうやってやるか、見せろ。」
「…ッあ…ひっ!」
「やれよ。」