第3章 《2章》サンジ落ち編/1話2P/途中
〈第2章 サンジ落ち編〉
【02 確認】2(2/3)/3P
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「な………………………っ!!」
「ははっ、その顔が見たかったんだよ!」
隣室にサンジが色々と用意してくれていた『私の部屋』は、まるで[ジェルマでの私室]を模倣したような種類と配置。
「もちろん『忘れたい過去』ではあるんだけれど、これにおどろけるロクジュも大切なんだ」
(サンジ………うぅ、やっぱり[私]がいるから[ジェルマ]の印象が違う……)
楽し気に弾む声で「救急箱も再現したんだぜ」と言って、笑顔で『私が好きな色やデザインの小物』を並べて見せてくれる。
「お前のタメにショッピングするのがすっかりシュミになってさ」
「な、なんですと!自分のは!?」
(こ、この人………確かに昔から料理人気質で『自分より人を笑顔にしたい』とか『人が傷つくなら自分』を当たり前にするんだった。……今もなのか)
「ん?服とタバコは買ってるよ。でも料理人だから、アクセサリーや香水を常備するワケにはいかねェだろ」
(まぁ、それを言うなら『料理人がヘビースモーカーなのは舌がバカにならないんだろうか』とか気になるけど)
「でもこの間は香水つけてたし、アクセも似合いそうなんだから、ジャマにならないの選んであげる」
「ロクジュのも装飾品や嗜好品は買ってねェから、今度一緒に行こうぜ。あんまり行って無ェだろ『お姫様』?」
「せ、前世ではあるもん!」
「ハイハイ。どうせベリーもあんま無ェだろうから、この『お兄様』が貢いでやるよ」
「よ、よろしく……」