第3章 《2章》サンジ落ち編/1話2P/途中
〈第2章 サンジ落ち編〉
【02 確認】2(2/3)/3P
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今回私は───サンジにどうしても会いたくて[麦わらの一味]になる前に『少しでも垣間見れたら』と、ここに来てしまったのだ。
でも[ゼフさんの正義]を曲げたり変えたりするつもりもないから、[常連客]を目指そうと思っている。
(それにしても【赫足のゼフ】も【白ひげ】も『女性を手下や仲間にしない』みたいな正義や信念をお持ちだよね。あの時代の人はそう言うの強いのかな?)
「うちの父上も愛妻家だし。きっと女に甘いんだ」
なので[バラティエ]の人達が買い出しをする近くの島に居を用意しようかと思ったら、サンジはもう手を打ってくれていたらしい。
(ふふ、用意周到だなぁ。そういうスゴい[勘の良さ]は昔からあるモンね)
どうやら私が来るのも、高確率で分かっていたらしく『ロクジュはバラティエ関係で働くわけではなく、サンジの個人管理で世話をする』となっていたとか。
(やれやれ、このお兄ちゃんは………)
もちろん、そんな『サンジの考え』も『ゼフさんの優しい計らい』も無下にすることなんてできるわけがない。
私の返事はひとつだけ。
「え、えと、じゃあお世話になります……」
「おう。おれの自室の隣にロクジュの部屋を用意しといた。今から案内するよ。……びっくりするぜ?」
ニヤッと笑うサンジの表情が、本人はイヤがるだろうけれど『兄上や姉弟達』にやっぱりすごく似ていた。