• テキストサイズ

ヒロアカ〜短編集〜

第12章 世話焼かせんじゃねぇよ【爆豪】






昼過ぎ。



部屋の隅で静かに鳴る洗濯機の音と
掃除機の低い唸り声。




リビングのソファでは
毛布をかけられたまま
すやすやと眠っている。



爆「ったく......
干すだけって言ってたくせに
全部突っ込んでるだけじゃねぇか.......」



洗濯機を止めて
柔軟剤の香りが残る洗濯物を手際よく
干していく爆豪。



Tシャツを畳みながら
ふと、寝顔に目をやると
眉間のシワがすっと緩む。



爆「....あんだけバタバタしてりゃ
疲れんのも当然か.....」


小さくため息をついてから
手び動き出す。


今度は掃除機を持って
部屋中を丁寧にまわっていく。




床の隅も
棚の下も


文句を言いながらもきっちり。




/ 94ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp