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【呪術廻戦/五条悟R18】魔女は花冠を抱いて眠る

第21章 「可惜夜に眠る 前編**」


「チーム分けはシンプルに! 一年生チーム対、二年生チーム!」

「先に2セット取った方が、今夜の肉とメロンの優先権を獲得できまーす!」

「上等だコラァ!!」

「しゃけ!」



パンダ先輩が剛腕を回し、狗巻先輩もシュッと構える。
真希さんがニヤリと笑って、ボキボキと指を鳴らした。



「一年、手加減はしないぞ。泣いても肉はやらないからな」

「望むところよ! 勝つのは私たちよ!」



野薔薇ちゃんも臨戦態勢だ。


(どうしよう。私、運動音痴なのに……!?)


一年生チームは、虎杖くん・伏黒くん・野薔薇ちゃん・私の4人。
二年生チームは、真希さん・狗巻先輩・パンダ先輩の3人。


人数的には有利だけど、向こうは身体能力お化けの真希さんとパンダ先輩がいる。
こっちにも虎杖くん、伏黒くんがいるけど。
……足、引っ張る未来しか見えない。


不安で固まっていると、伏黒くんが近づいてきた。



「、お前は無理にボールを追わなくていい」

「真希さんのスパイクをまともに受けたら、怪我じゃ済まないからな」

「怪我じゃ済まない……!?」

「……まあ、俺らがカバーするから」



伏黒くんはそう言って背を向けたと同時に、ぼそりと呟いた。



「……あの人、うるさそうだしな。お前が倒れたら」

「え……?」

「なんでもない」



伏黒くんは片手をひらりと振って、コートへ向かってしまった。


(……?)


よくわかんないけど……
怪我に注意して、がんばれってことかな?



「ほら、行くぞ! 円陣だ!」

「う、うんっ!」



虎杖くんに背中を叩かれ、私もコートに入った。

太陽の下、ビーチバレーの火蓋が切って落とされた。
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