第31章 👻⚡️2
アオイside
(もう朝、、、か)
いつも通りの変わらない朝が来る。
昨日、マキが泣いてしまってそのままユウマと一緒に寝た。
(マキ、目腫れてないといいけど、、、)
(今日はマキの誕生日だし、私も色々作ろっかな)
この時私は知らなかった。
ハカのお母さんが憑从影の襲われて亡くなったことも、ハカも怪我して病院で泣いていることも
マ「お姉ちゃん!おはようなんです!」
ア「マキ、おはよ、今日コンタクトで行くの?」
マ「うん!お兄ちゃんと出かけるからね!」
ア「そっか!気をつけてね」
マ「うん!じゃあいってきます!」
ア「いってらっしゃい」
あんな事が起きることも、、、、、、、、、。
プルルル
(?お姉ちゃんから電話?)
ア「もしもし?お姉ちゃん?どうs『アオイ!大変なの!ハカちゃんが、ハカちゃんが!』、、、へ?」
ガラッ
ア「ハカッ!」
(ユウマもいる、、、先に来てたのか、、、)
ハ「アオイ、、、」
ユ「傷、、、大丈夫なのか?」
ハ「平気、、、ママが守ってくれたから」
ア「そっか」
ハ「私さえいなきゃ、、、逃げれたのに、、、、、私さえいなきゃ、、ママ、、、戦えたのに、、、泣いてただけで、何もできなかったの、、、、、、冷たくなっていくママに、、、、ありがとうも言えなかった、、、私さえ、私さえいなきゃ、、、、!!」(泣)
ア「ハカ、、、、、」
ユ「、、、、俺が、会わせてやる」
ハ「え、、?」
ユ「おばさんの霊体、もう肉体から離れちまってたけど、、いつか絶対見つけ出してもう一回会わせてやる」
ハ「ほんと、、、?」
ユ「あぁ、だから”ありがとう”はもう少し胸ん中にしまっとけ」
ハ「うん、、、」
この時私は、自分の無力さを感じた、、、泣いている幼馴染に掛ける言葉も見つからなくて、双子なのに、こんなに差がついてるなんて、、、、
(やっぱ、いても意味ないじゃん、自分、、、)