第2章 カカシ
私は木の葉の書店に勤めている柚希。
最近店の前を本を読みながら歩く忍さんが気になっている。
その手にはいつも赤い本。
書店に勤めてる私は知っている。その赤い本がイチャイチャパラダイスだということ、そして18禁であるということ。
口にマスクをし片目を隠しながら真昼間に道で堂々と18禁の本を読む忍さんを最初はなんか変わった人だと思っていた。
でもいつ通る時も真剣に読んでいる姿を見て本が好きな私はその本に興味が沸いた。
………たまに売れるんだよね、あの本。面白いのかな?
私も読んでみようかな、とちょっとした好奇心から手にとってみることにした。