第6章 しゅわわ
「ライトキーパーさんは凄いですね」
「凄いとは?」
「だって私達が怖がる敵を命掛けて戦う姿、私は尊敬と感謝しか出来ません」
「君は、ナシャタウンの生まれですか?」
「私はモンド生まれです!今は世界の勉強に来てます!」
「世界?」
「はい!旅人さんから色々話を聞きましてまだ自分が見たことない世界を見てみたいと思いまして··」
「世界··それは昔の世界も知りたいですか?」
ぱぁ
「はい!」
にこっ
「そしたら僕の地に来て貰いましょうか···と言いたいですが」
ザッ
「··ライトキーパーが霜月の地に何か用か?」
「これはこれは詠月使様。僕は見回りに来ただけです」
ピリッ···
(なっ··なんだろ)
でん!
「モンドからの客人とのお話は楽しくて。」
デデドン!
「私も✿の話は凄く良い」